テレワークはいつまで続く?コロナ後もテレワークを導入すべき理由とは
コラム

世界的企業の多くがテレワークの継続を発表し、それに合わせて日本国内の有名な企業もテレワークの継続を発表しています。緊急事態宣言が解除され、今からテレワークの導入はちょっと・・・とお考えの企業様も、これからの働き方を見据えてテレワーク導入を検討される余地は十分にあります。
現在の日本では二度目の緊急事態宣言が解除された後も度新型コロナウイルスの蔓延が拡大しており、多くの方が働き方をテレワークへとシフトしています。
実際に事務で働いている方やWeb業界で働いている方はテレワーク勤務が導入されつつあります。
では、なぜこんなにもテレワークが広がり、コロナ後もテレワークが続くと言えるのか?
それは、下記で解説していきます。
目次
そもそもテレワークはどうやって生まれた?
ここからは、テレワークが生まれた経緯について紹介していきます。
テレワークが生まれたのは1970年代です。
当時、自動車の排気ガスが原因で大気汚染に悩んでいたアメリカが、自動車をあまり使用せずに自宅で働けるようにと、考え出されたのがテレワークです。
そして、このテレワークが世界から見ると珍しい事であったため、瞬く間に世界中に広がり多くの認知を獲得していきました。
テレワークが日本で導入され続ける理由
テレワークが日本で導入され続ける理由は大きく2つ存在します。
1.ワクチン接種者が少ない
2.働き方改革の浸透
2020年4月には一度目の緊急事態宣言が発令され、2020年12月では、ようやく新型コロナウイルスの感染率が落ち着いてきたかと思えば、再度感染が拡大しました。
このようなこともあり2021年1月には二度目の緊急事態宣言が発令されました。
二度目の緊急事態宣言が発令されたこともあり、日本国内でテレワークを導入していく企業が増加している傾向にあります。
突然テレワークを導入していく企業に戸惑いを見せたサラリーマンたちでしたが、自粛生活を続けていくうちにテレワークに慣れたと言う方も多いようです。
上記のような理由があることからテレワークが日本で導入され続けているのです。
テレワークはいつまで続く?
テレワークは2022年まで続くと言われています。
根拠としては、新型コロナウイルスの変異株が増加していることが挙げられます。
変異株は、従来の新型コロナウイルスより感染力が増すと言われており、最大で60~70%も感染力が増加するようです。
当然、感染力が増加すれば感染者の数も増加していきます。
この感染者の波を抑えるためには、新型コロナウイルスのワクチンが必要になりますが、現在の日本ではワクチンが不足しており、供給が追いついていない状態です。
供給が追いついていない状態ということは、供給量が需要量を下回っているということなので、供給量を増やす必要がありますが、ワクチンの供給量を増やすためには多くの時間を要します。
このようなことを視野に入れると、2021年以内に新型コロナウイルスの感染を抑えることは困難と考えられ、最短でも2022年まではテレワークが続くと考えられます。
そのため日本のトップ企業や中小企業を含めた約半数の企業がテレワークの継続を決定しています。
これはデル・テクノロジーズの調査で明らかになっています。
約470社の国内中堅企業を対象にした 「IT投資動向調査追跡調査」の最新結果
有名なトップ企業もテレワークを導入
今では、有名なトップ企業であるAmazonやGoogle、Facebookなどがテレワークを導入しつつあります。
アメリカでは感染者数が多いため、テレワークを強いる状況も見られます。
都市部によって違いますが、不要不急の移動を一切行ってはいけないというロックダウンも施行され、新型コロナウイルスの感染拡大を防いでいます。
また、仮に新型コロナウイルスが収束したとしてもその後の勤務形態においてテレワークを認める企業も増えてくるでしょう。週に2~3日だけテレワークを実施するなど試験的導入を進めている企業もあるようです。
しかしAmazonでは、アメリカのオフィスを中心に2021年6月30日から社員のオフィス勤務を再開するという計画もあります。
その理由がワクチンの接種者数の多さです。
アメリカは日本のよりワクチンの接種が進み、新型コロナウイルス感染者が現象しつつあるためです。
アマゾン、社員のオフィス復帰へ…夏以降、順次。ワクチンの普及に合わせて
同じく大手企業であるGoogleは、Amazonとは異なり社員のオフィス復帰は2021年9月以降になるとコメントをしています。
もし、仮に2021年9月以降に社員のオフィス復帰が実現した場合は、毎日オフィス勤務をするのではなくて、週に3日以上は確実にオフィスで働き、残りは在宅で働くような計画を実験的に導入すると明かしています。
このように、現在では有名なトップ企業や中小企業など関係なく多くの企業がテレワークを実施しています。
これから先もテレワークは新しい働き方として根付く
パソコンで業務ができる業種や職種の方であれば、テレワークの方が働きやすいと考えている方もいると思います。
都市部に住んでいる方なら余計このように考えている方が多いと思います。
なぜなら、都市部では満員電車の混雑が酷く、サラリーマンに多大なストレスを与えているという要因があるからです。しかしテレワーク勤務が導入されることで通勤電車や自家用車に乗って会社まで通勤するという時間の無駄をなくすことができ、人生の質(QOL)を高めることができるからです。
家庭のことをする時間や、プライベートの時間を増やせることにより、人生の幸福度も上昇し毎日が幸せに感じる事でしょう。例えば自身が育児や介護に参加する時間や、子どもと触れ合う時間などです。
また、取引先との商談や打ち合わせにチャットやweb会議ツールなどを導入することで移動時間を減らし、浮いた1~2時間を雑務の時間に充てることで残業を減らすなどの工夫をしている企業も増えています。
このように、今までは移動時間も含めオフィスで長い時間を費やして業務をしていたのとは違い、自宅で業務をすることによって時間の余裕を得ることが出来るのです。
このような理由から、これから先もテレワークは新しい働き方として根付いていくと思われます。
テレワークに向けて企業が行っている取り組み
多くの企業でテレワークが導入されたことによってメリットだけでなくデメリットも少なからずあります。
そのようなデメリットを無くすために、企業は従来の取り組みとは全く異なる取り組みを開始しています。
・従業員への光熱費手当の支給
夏場にテレワークをする場合、オフィス勤務の時より自宅の光熱費が多く必要になります。
社員にとって負担となってしまうため、夏場の電気代だけでも手当として支給しようという取り組みが挙げられました。
・オンライン勉強会・セミナー
他にも、オンライン勉強会などが実施されるようになりました。
オンラインであれば、場所や人数を問わず思い立ったら即座にセミナーや勉強会を実施することが出来るため非常に画期的な取り組みだと言えます。
・chatworkやslackなどのビジネスチャットツールを導入
テレワークによって社内コミュニケーションが減少してしまう事から、ビジネスチャットツールやオンライン会議ツールを導入し、社内コミュニケーションの活性化に取り組む企業も増加傾向にあります。
このようにテレワークという環境を活かして社員を教育していく事によって、会社自体の業績を上げたり、社員のミスを減らし業務を効率化していくことが出来ます。
まとめ
今回は「テレワークはいつまで続く?コロナ後もテレワークを導入すべき理由とは」というテーマについて解説していきました。
本記事で解説した通り、テレワークはコロナ後も続いていくと考えられます。そのためテレワークの導入をしていない企業は今の内から導入しておくべきだといえます。
しかし、どのようにしてテレワークを導入するのか?どんなツールが必要なのか?と多くの疑問が出てくると思います。
おまかせテレワークでは導入に関して貴社の業種に最適なテレワーク形態をご提案し、設置まですべてワンストップで行っています。現在、テレワークを導入する際に助成金を申請出来るため、助成金申請サポートも併せて行っております。
無駄な手間や労力をかけずに丸投げででテレワークの導入を行ってほしいとお考えでしたら「おまかせテレワーク」にご相談ください。
