テレワーク太りは企業で対策を!社員の健康と生産性アップのポイント
テレワーク活用法

テレワークが急速に拡大したことによる働き方の変化は、社員の健康面や体調面でもさまざまな変化をもたらしています。
テレワーク太りはその一例ですが、社員の体調が変化することで業務のパフォーマンスが低下したり企業の生産性の低下が心配です。
テレワークでは社員一人一人に対して健康管理していくことが難しいと思われがちですが、オンライン環境を利用することで社員の健康管理に取り組んでいる企業も数多くあります。
テレワーク導入前とは変化している社員の健康管理術を、実際の企業の活動例をもとにご紹介していきます。
目次
6割の人がテレワーク太りを経験?太ってしまう原因とは

テレワーク太りに関して30〜40代に行った調査では、テレワークで太ったと回答した人が6割以上という結果が出ています。多くの人が経験するテレワーク太りは、どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。
そのもの株式会社「コロナ太りしている人は6割も」
テレワーク太りを実感する背景
実際、テレワーク太りの背景には「運動不足」だけでなくメンタル的な要因もあります。
・通勤がなくなったことで体を動かす習慣がなくなり不精気味になった
・他人を意識する必要性を感じなくなり不摂生になった
・食事量が増えた
・テレワーク環境にストレスを感じる
・抑うつ気味になった
・腰痛がひどくなり動くのが億劫になった
などなど…。テレワークによる環境の変化によってもたらされているストレス等が背景に考えられます。
気づいていた?体重増加の原因とは
日々の仕事や生活に追われていると、このような「コロナ太り」の原因を自覚しないまま健康を害するケースが多いようです。実際にあなたがコロナ太りで悩んでいる場合、体重増加の原因をしっかり理解できているでしょうか?
特にテレワークという環境下におけるストレスが原因の場合、自分だけで解決しようとせず、テレワーク環境を利用して社員間のネットワークを作りお互いにフォローしていきましょう。
テレワーク太りは企業が改善!社員のための運動推進活動例3選

テレワークが普及したことで社員の健康を考えてさまざまな方法で運動推進活動を行っている企業が多く見られるようになりました。今回は、その中でもテレワーク環境を活かして取り入れやすい3つの事例を見ていきましょう。
オンラインエクササイズ講座を企業に取り入れる
オンラインを利用してエクササイズ講座を取り入れている企業があります。
昼休みや業務後の時間を利用して腰痛や姿勢の改善につながるストレッチを行うことでテレワークで陥りやすい身体のコンディション不調を整えられ、痩せやすい身体の基礎である体幹が鍛えられるといったメリットがあります。
その他のメリットとして
・カメラをオフにすれば部屋の状況を気にせずにレッスンを受けられる
・実際にジムで受けるよりも低コストなので、社員がマンツーマンで指導してもらいたいなどのこだわりがなければ福利厚生としてもコストを抑えられる
等があります。
企業でオンラインエクササイズを取り入れることで社員の運動意欲を高めるだけでなく、適度な運動を行うとドーパミンやテストステロンが増加し集中力が高まるためタスク処理の効率も上がります。
歩数チャレンジプロジェクトの実施
通勤の減少で、歩く機会が減った社員の運動促進を目的に、歩数チャレンジプロジェクトを実施する企業もあります。
例えば、コカ・コーラボトラーズジャパンでは社員に自社開発の歩数アプリを使用してもらうことで、ウォーキングの習慣を促しています。
歩数アプリでは、歩数上位社員のランキング表示や部署ごとに歩数の団体対抗戦を行うなど、社内のコミュニケーションを活性化させながらテレワークによる運動不足改善を図っています。
PRTIMES コカ・コーラボトラーズジャパン健康経営への取り組み
雇用アスリートと連携した運動推進活動
企業が自社で雇用しているアスリートによって、積極的にスポーツ推進をしている企業もあります。
例えば、テレワークで運動不足が懸念される社員たちのために、雇用アスリートがストレッチや筋トレの方法を動画配信で教える施策が行われています。
同じ企業に勤めるアスリートによる指導は、身近な存在である分、参加意欲が向上するため運動習慣の促進に繋がります。
オンライン朝礼を活用しよう!朝の運動には驚きの効果も

テレワークならではのオンライン朝礼を活用して、社員の運動促進を図っている企業もあります。あえて業務前の朝礼時に運動を行うことで、あらゆるメリットを得ることができます。
朝に体を動かすと驚きのメリットが…
朝の時間帯に運動を行うと、夜の間に眠っていた交感神経が活発化し、基礎代謝をアップさせることができます。
また、朝の運動は胃や腸などの体内機能も活発にしてくれる効果があります。便秘気味な方は便通改善に効果があるので、お腹をねじるような運動を追加するとより快便の効果が期待できます。
オンライン朝礼を取り入れてみよう
テレワーク導入前から行っていた朝のエクササイズを、そのままオンラインでも導入している企業があります。
オンライン朝礼は各企業取り入れはじめていますが、そこに今まで行っていた朝のエクササイズを入れることで、今まで行ってきた社内の健康習慣を損なわずに業務の一環として運動を行うことが出来ます。
まとめ
テレワーク禍では社員の様子を把握するのが難しいため、体調管理の必要性が増してきています。
働き方が急激に変化したことによるテレワーク太りはその一例ですが、生活リズムや食生活の変化を自分で管理できる社員とそうでない社員の健康格差は広がってきています。
そのため企業は社員に対して運動促進活動を積極的に推し進めていく必要があります。なぜなら社員の身体のコンディションや生活リズムを整える事は、社員の仕事のパフォーマンス向上に繋がるからです。
全体の生産性を向上させるためにも、企業一体となって改善していきましょう。
テレワークの導入や、オンラインエクササイズなどを取り入れてみたいとお考えの方は、「おまかせテレワーク」までお気軽にご相談ください。
